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第30章 光と一息

『かしこまりました。

では愛莉さん、行きましょうか』

「ごしゅじ…んさま、しつれ…い…いたします」


琴子さんの後を着いて先程までいた部屋に戻ると、薬を飲むように言われました。
抗生剤と鎮痛剤で3日間飲むようにと説明してくれました。


『愛莉さん、あとはこの薬です。
この薬はこれから毎日服用してくださいね。

愛莉さんが地下に居たときから食事に混ぜ混んで飲んでもらっていたものです。
ご主人様の指示で、地下に居たときからピルは飲んでいただいていたのです。

ですが……最後の調教時はピルは使用していません…

もしも、あの出来事で妊娠した場合は海斗様の元へは帰れません…』


知らないうちにピルを飲んでいたことに嬉しく驚き、最後の出来事には不安が増していきました。