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低気圧ガール
第1章 低気圧ガール

自分も脱いで、そっと浴室に入ると、
バスタブの中は泡だらけで、
ブクブクと音を立てながら、沸き立っているようになっていた。
おまけに、浴室の電気は消してあったけど、
バスタブの中は電飾か何かでえらくカラフルになっていた。
その中で彼女は、
眠ってしまっていて、
もう少しで泡の中に沈む処だった。
慌てて引っ張り上げようとするけど、重たい。
中に入って起こそうとすると、
滑って自分も座り込んでしまって、
そのせいで更に彼女は泡の中に沈んでしまう。
必死に抱き上げて膝の上に乗せると、
ようやく目を開いた。
「風呂の中で寝ると危ないよ?」
「こうやって裸で抱かれてる方が、
もっと危ないんじゃない?」
「まあ、確かに…。
いや、でも、溺死するトコだったよ?」と言うと、
「そんなに簡単に溺死なんて」と笑われる。
「とにかく、出よう」と言うと、
「面倒だから、ヤダ」と言う。
仕方ないから、引っ張り起こしてバスタブの外に出してから、
シャワーで泡を流して、
バスタオルで拭いてベッドまで運んだ。
なんか、ヘトヘトになる。
布団を被せてあげてから、
自分もバスタオルで身体を拭いて、
少し考えてから、ベッドに潜り込んだ。
バスタブの中は泡だらけで、
ブクブクと音を立てながら、沸き立っているようになっていた。
おまけに、浴室の電気は消してあったけど、
バスタブの中は電飾か何かでえらくカラフルになっていた。
その中で彼女は、
眠ってしまっていて、
もう少しで泡の中に沈む処だった。
慌てて引っ張り上げようとするけど、重たい。
中に入って起こそうとすると、
滑って自分も座り込んでしまって、
そのせいで更に彼女は泡の中に沈んでしまう。
必死に抱き上げて膝の上に乗せると、
ようやく目を開いた。
「風呂の中で寝ると危ないよ?」
「こうやって裸で抱かれてる方が、
もっと危ないんじゃない?」
「まあ、確かに…。
いや、でも、溺死するトコだったよ?」と言うと、
「そんなに簡単に溺死なんて」と笑われる。
「とにかく、出よう」と言うと、
「面倒だから、ヤダ」と言う。
仕方ないから、引っ張り起こしてバスタブの外に出してから、
シャワーで泡を流して、
バスタオルで拭いてベッドまで運んだ。
なんか、ヘトヘトになる。
布団を被せてあげてから、
自分もバスタオルで身体を拭いて、
少し考えてから、ベッドに潜り込んだ。

