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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第9章 カタログ NO 7 たまにはこんなデートでも
頭の中 真っ白で

何にも分からないけど

気持ちいいって事と

律さんが好きって事だけ

わかってたらいいやって

それだけでいいなって思ってしまって居て

「んあはぁ、ん、好きッ、律さんっ
気持ち…いいっ、んはあぁあぁんっ」

自分が思ってしまって居るままに
その思ってる事が口から出てしまって居て

「ああっ、俺もだ、ゆりかッ…
好きだ…ァ、ハァ、…ッ、ハァ、
そろそろ…ッ、く、ハァ…出してぇ」

「……して?んあぁん、出し、て…ッ」

荒々しく口を口で塞がれて
そのまま舌を求めて絡め取られて
お互いの舌と舌を繋ぐ様に絡める

ズチュンッ ズンッ…

腰と腰を激しくぶつけて来る様な
力強い抽送で身体を揺すぶられる

「んん゛っ、ふぁ、ンん―――んぐっ、んっ」

快感が次々に押し寄せて来て
息がままならないままに
くぐもった喘ぎを漏らすしか出来ず
吸うにも吸えずに居て
頭がクラクラと眩暈にも似た様に回る様な

そんな抗う事も出来ない
感覚と浮遊感に包まれて行く

ズチュンッズパンッパンッ…パンッ…と
お互いの腰と腰と肌と肌のぶつかる
その時の独特の音が部屋の中に響いて

「はぁああんぅ、ああっ、んんっ
あぁ、あぁ、きゃあぁああぁんッ」

その石黒が揺すって来る
抽送の激しさに
思わず悲鳴にも似た様な
叫び声にも似た様な声で喘ぎながら
絶頂を迎えてしまって居た

ギュウウウッと石黒のペニスを
自分の膣が射精を促して
引き絞る様に蠕動しながら収縮している

「…く、ぁ、ハァ、…ゆりかッ、
イッ…ク…、うぁ…ッ、ぁ゛、ハァッ」

ドクン…っと自分の中で
石黒のペニスが跳ねるように脈打つと
ドクンドクンっと薄い隔たりの向こうで
精液をその中に吐き出しているのを

生でする時よりも強く
脈打ちながら射精する感じを
ゴムをしてる時の方が強く感じるのは
どうしてなんだろうとかって

朦朧とした頭で思ってしまって居つつ

ずしっと全身に重みが急に掛かって来て
石黒の体重が自分の身体に
一気に掛けられたんだと思って
ぼんやりしていた頭がはっきりして来た

脱力してぐっしょりと秋だと言うのに
全身に汗を搔いていた石黒の身体に
そっと自分の腕を添えて
ぎゅううと抱きしめて余韻に浸る

ゴソゴソと石黒の手が
茂みの辺りにまさぐって来て

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