この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
駆け込んだのはラブホテル
第13章 はじめての
守屋は桜木の足を抱え、一度大きく腰を引いて、それからできるだけ奥まで、一気に突いた。
「あんっ……!」
桜木の全身にびりびりと電流が走る。
そこから先は、がむしゃらだった。
ただ気持ちいいように、突く。
桜木が自分の腕の中で鳴く。
桜木の中を犯している興奮と快感が、守屋から理性を剥奪した。
「ごめ……優しく……したいのに……!」
「んっ……あっ……」
桜木は、いいから、大丈夫だからと声を掛けようとしたが、そんな余裕は全くなかった。
「腰……勝手に動く……気持ちいい……」
守屋が桜木の膝を両腕で支え、必死で腰を前後に振る。
二人の繋がった部分から、ぐちゅぐちゅと卑猥な音がした。
じきに桜木の中が慣れてきたようで、守屋のモノが根元まですべて収まった。
ぱん、ぱん、と肉がぶつかる音が加わった。
「桜木さん……桜木さん……!」
名前を呼んだのは無意識だった。
「好きだ……桜木さん……! 桜木さん……! 出、る……」
「出し、て、守屋さん……だして……」
「やだ、まだ、終わりたくない、のに、止まんな……っ……」
吐き出した。
早かった。
守屋が自分でも嘘だろうと思うぐらい早かった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


