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全部、夏のせい
第17章 甘い一夜の夢
「マーサ、愛してる。
一目惚れかな?
ううん。
本当に前から知ってる気がする。
マーサ、僕を観て?
キスしたい…」


レオンは何度も囁いてはキスをして、
また、私を抱き締めて声をあげさせる。


深い眠りに落ちたと思ったら、
また、キスをして愛し合い、
気づいたら朝になっていた。


夏の朝は早くから外が明るくなってしまって、
若いレオンに身体を観られるのが恥ずかしくてシーツを引っ張り上げると、

「マーサ、隠さないで?
明るい処で抱きたい」と、
キスをして、シーツをそっと剥がしてしまう。


「真っ白ですべすべで、
本当に綺麗だ。
それなのに…跡をつけてしまった。
ごめんね?」と言いながら、
紅い花弁にそっとキスをして、
また、胸を捉えては先端を舐めては舌で転がすようにするので、
私は声を上げてしまう。


「痛くない?
また、したくなっちゃったよ」と言うと、
私をうつ伏せにして、
ゆっくり背中にキスをしてから後ろから熱い杭を突き刺していった。

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