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第21章 私と彼と・・・？

「でも..俺、一人だけは確実に顔覚えてるから..」

「いいの。慣れてるから。」

「慣れ..え？」

こういうことは稀にあった。
多分あいつらは虎狐女の時に喧嘩して負かした男たちだ。

あの時は仲間がいたし、今みたいに油断していなかったから、返り討ちにしていたけど....

（さすがに鈍った....ていうか....）

「それより誰にも言わないで。」

(どうしてこの大学に…しかもメールがマサキ君のところから送られてきた…）

「けど..」

「いいから。未遂だし....」

「そういう問題じゃー」