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私と彼の8日間
第21章 私と彼と・・・?

『松田君断らなかったみたいで…それで、さっき萌ちゃんと一緒に外歩いてたとき、ウェディングドレスとタキシード?みたいなカッコしてたでしょ?』
『見えなかった…』
『もう!とにかく…パートナーなんて、彼女いるのによく引き受けたわねって感じ!てっきり梓も納得済みなのかと思ってたけど…』
『き、きいてない…で、でも、ダンス踊るだけなら…』
『馬鹿ね…ダンスの後、この大学の学園祭では決まりがあるの。』
『決まり…?』
『みんなの前で誓いのキス!そこが一番の盛り上がりなんだよ。』
『…ええええええええ!!!??』
サヤカが前にいっていた、マサキ君が忙しいというのは当日に萌ちゃんとキャンパス周りしたり、ダンス踊ったり…ということだったらしい。
私はもちろんまったく知らされてなかった。
「うう…キスはやだよ…」
(百歩譲ってダンスまでは我慢するけど…っていうか!どうして断らなかったの!ていうか、どうしていってくれなかったのマサキ君!)
「さ、榊原?」
ちょっと引いた顔をした田所君に、また現実に戻された。
「はっ…!な、なななななんか私いった!?」
「えっと…キスがどうたら…」
(いやあああ!変態だと思われた!余計に嫌われちゃう!唯一の男友達が!)
「な、何でもないよお!」
慌てて首を振ると、一瞬驚いた顔をしてクスクス笑い出した。
(ありゃ?田所君が笑ってる?ていうか笑われてる?)
『見えなかった…』
『もう!とにかく…パートナーなんて、彼女いるのによく引き受けたわねって感じ!てっきり梓も納得済みなのかと思ってたけど…』
『き、きいてない…で、でも、ダンス踊るだけなら…』
『馬鹿ね…ダンスの後、この大学の学園祭では決まりがあるの。』
『決まり…?』
『みんなの前で誓いのキス!そこが一番の盛り上がりなんだよ。』
『…ええええええええ!!!??』
サヤカが前にいっていた、マサキ君が忙しいというのは当日に萌ちゃんとキャンパス周りしたり、ダンス踊ったり…ということだったらしい。
私はもちろんまったく知らされてなかった。
「うう…キスはやだよ…」
(百歩譲ってダンスまでは我慢するけど…っていうか!どうして断らなかったの!ていうか、どうしていってくれなかったのマサキ君!)
「さ、榊原?」
ちょっと引いた顔をした田所君に、また現実に戻された。
「はっ…!な、なななななんか私いった!?」
「えっと…キスがどうたら…」
(いやあああ!変態だと思われた!余計に嫌われちゃう!唯一の男友達が!)
「な、何でもないよお!」
慌てて首を振ると、一瞬驚いた顔をしてクスクス笑い出した。
(ありゃ?田所君が笑ってる?ていうか笑われてる?)

