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生きること、思うこと
第306章 恋愛事情
それだけでもちょっと嬉しかった私でした。
ピザを食べ終わってからでした。
いつものOさんが顔を出して来たのです。
Oさんは私の事が好きで、好きで仕方ないのです。
前回会った時、私はOさんからのセックスを拒否していました。
ですが、今回はちょっと違っていました。
Oさんとセックスしてもいいかな…。
そう、思っていたのです。
私がテーブルの片づけをしようと思い席を立った時でした。
Oさんも自分の席を立つのです。
そして、私の傍に来て私の身体を抱きしめてキスをしてくるのです。
そのまま私の手を持つとベッドへと私を連れて行きます。
そして、私をベッドへと押し倒すのです。
ゆっくりと私の洋服を脱がしてゆきます。
お互い全裸になるとベッドへと潜ってゆきました。
人の肌って何でこんなにも温かく感じるのでしょうね。
キスを繰り返して身体を愛撫されて、私は感じてしまいました。
人の肌の温もりに気持ちがホッとしたのです。
お互い肌を重ねやがて身体が繋がりひとつになりました。
Oさんはピストンをしながら私の名前を呼ぶのです。
私の口からは甘い声が聞こえてきます。
身体が繋がっていた時に私はこう思ったのです。
「もう、過去の責め苦から解放されてもいいのかも知れない…」

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