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生きること、思うこと
第376章 お花屋さん
そう言うとスマホの写真を見せてくれるのです。
私の欲しかったシクラメンだったのでこう言いました。
「そうです、この鉢に入ったシクラメンです…」
「そうですか、分かりました。11月下旬頃に入荷しますよ…」
「11月下旬ですか?直ぐに売り切れちゃいますか?」
「そんなに直ぐには売り切れませんよ、無くなったらまた補充の注文しますからね…」
そう言うと店員さんは嬉しそうに笑うのです。
私はそれを聞くととても嬉しくなりました。
「では、11月の下旬になったら買いに来ますね…」
「はい、ありがとうございます。シクラメンも色んな花びらをしたのがありますから愉しみですね…」
「はい、今年は何色にしようかと迷っています…」
「ギザギザした様な花びらをしたのもありますよ…」
「そうなんですね。愉しみに買いに来ますね…」
「ありがとうございます、ご来店お待ちしております…」
そんな会話があり、私はお花屋さんを後にしたのでした。
帰る道すがらこんなことを考えていました。
(11月下旬になったら、直ぐに買いに行かなくちゃー!!)
今、私の部屋には観葉植物のスパティフィラムがあります。
そのスパティもとても元気で毎日すくすくと育っています。
そのスパティの友達のシクラメンが今度、我が家にやって来るのです。
とても嬉しく感じたことは言うまでもありませんでした。
今年の年末はとても華やかな時間を過ごせるのだな。
そんな風に思っているのです。
お部屋に植物がある生活って本当に幸せだと思える今日この頃なのです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

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