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第5章 パートさんの明るいお手伝い

洗濯物も干し終わって、ウスイさんは帰ることに…




「スイマセン、こんな遅くまで……」




「いいの、いいの！そのつもりで来てたから
　大丈夫よ、気にしないで！」




玄関まで見送ります




「じゃあね、お大事にね！


あ、そうそう


今日のことは誰にもナイショよ？」





「わかってます、ありがとうございました」




「……サカタさんにも言っちゃあダメよ？」




心臓が一瞬、止まりました




返事をせずに居ると




「また困ったら連絡して？」




「また？　　　いいの？」




「もちろんよ、じゃあね」




そう言って明るく手を振って帰っていきました




なんか、怒涛の１日



いや、怒涛の１週間というべきか






サカタさんは罪悪感からあそこまでしてくれたんでしょうが、


ウスイさんはそんなこと関係ないでしょう
なぜ、ここまでしてくれたのか



よくわかりませんでした…