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少女監禁 罠に堕ちる女
第7章 父 健太郎
「君は不倫慣れしてるのかい?」
スーツを脱ぎながら健太郎は由里子に尋ねた。
「よしてよ、人をサセ子みたいに言わないで」
健太郎が脱いだスーツを拾い上げて
ハンガーに丁寧にかけながら
由里子は照れたような笑顔を見せる。
「ほら、今もこうして
男の脱衣を手伝ってくれるじゃないか」
「そんなの女としての嗜みよ」
そんなことを言いながらも
手慣れたように健太郎のベルトを外してくる。
脱がしてくれるのならお任せしようかと
健太郎は脱衣の手を止めて由里子に身を任せる。
サセ子じゃないと否定したが
セックスが好きなのだろう
スラックスを脱がすとボクサーパンツの上から
盛り上がる男のシンボルを好色そうに
微笑みながら頬擦りしてくる。
「店長こそ女遊びに慣れているんでしょ?
そういう後腐れのない関係って好きだわ」
「お互いに家庭があるけれど
こうやってひとときのアバンチュールは
男女には必要だからね」
さ、いつまでも頬擦りするのはやめなよと
由里子を立たせて力強く抱きしめた。
「店長の体…素敵な香りがするわ」
キスをしようとするのを拒むように
由里子はスッと顔を健太郎の首筋に近づけて
スースーと体臭を嗅ぎだした。

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