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私を寝取った男たち
第3章 同級会
「よ、横山君・・?な、何してるのよ?」

そう叫ぶように言った私の声は恐怖に掠れ、震えていた。

「ようやくお目覚めかな?いやあ、20年来の悲願を果たそうと思ってね・・」

横山君は悪びれてはいなかった。

「ちょ、ちょっと・・ヤメて!こ、こんな事して・・」

私は取り乱していた。

まさか久しぶりの同級会に出席してこんな目に遭うなんて・・

「やめないよ!お前と一つになるまでは・・」

ようやく顔を上げた横山君は不敵な面構えで私を見詰めるのだった。

その顔は私が溢れさせていた愛液にまみれ濡れ光っていた。


それから間もなく、私は横山君に犯されていた。

昔付き合っていた相手とはいえ、もう20年以上も前の話だし、当時も男女の関係ではなかった。

それなのに勝手に20年来の悲願とか言って、私を毒牙にかけようと狙っていたのだった。

「ああ、嫌あ・・お願いたがらヤメて・・」

正常位で横山君に犯されながら、私は悲痛に顔を歪めて止めるように哀願し続けるのだった。

「やっぱり、あの時にお前を抱いておけば良かったんだ!今更ながらに後悔してるよ!」

横山君が口にした“あの時”とは、一度だけそうなりかけた時があった事を言っているのだ。

両親が不在の横山君の部屋に連れて行かれて、初めの内は仲良く音楽を聞いていたのだが、次第に横山君の様子がおかしくなってきたのを察した私が帰ろうとしたのだが、次の瞬間、横山君が襲いかかって来たのだ。

私は必死に抵抗したのだった。

横山君が嫌いな訳ではなかったが、まだ心の準備が出来ていなかった。

『これ以上、何かするなら嫌いになる!一生、嫌いなまま生きてやる!』

最後の最後に私が放ったこの一言が横山君から邪気を払ったのだった。


横山君はあの時の事を言っているらしかった。

だが、今は私も人妻なのだ。

昔の彼とは言っても、20年振りに会った男性を素直に受け入れる事など出来る訳がなかった。

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