パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 親子

百合は戸惑いながら私を見た。

すぐに叔父がフォローする。

「美智子、僕の友達だよ。」

「あらお兄ちゃんの?..初めまして。」

そういって私たちに向き直ると、ニコッと笑う。

「初めまして..」と二人で言うと、あら?と首を傾げた。

「まぁ..あなたうちの娘にそっくりね。」
「え？」

やばい、と思った。

（記憶がまた..）

しかしすぐに嬉しそうな顔で

「私にね、５歳になる娘がいるの。今幼稚園で..咲っていってね。お兄ちゃん、咲はまだかしら..」

「..あぁ!もうすぐ幼稚園のバスが来る時間だから、そろそろおやつの用意でもしてあげるか!」