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私と"影"
第3章 戸惑う心
私は起きた姿のままベランダへ出た
「‥‥‥‥‥静か‥‥」
雪が降るとどうしてこんなにも静かになるのかな
雪が積もっていく音が今にも聞こえてきそうな程に
はぁぁっと息を吐いてみた
真っ白な息がゆっくりと消えていくのを見つめそのまま空を見上げた
空が澄んでいる冬の星は本当に綺麗に見える
その空から降る雪を目で追いながら、高校生の頃、雪になりたいって思っていた事を思い出した
結晶の一粒になって
大好きな人の手の中でゆっくり溶けていけたら
どれだけ幸せな事だろうって‥‥‥
私はしばらく雪を眺め続けた
「‥‥‥‥‥静か‥‥」
雪が降るとどうしてこんなにも静かになるのかな
雪が積もっていく音が今にも聞こえてきそうな程に
はぁぁっと息を吐いてみた
真っ白な息がゆっくりと消えていくのを見つめそのまま空を見上げた
空が澄んでいる冬の星は本当に綺麗に見える
その空から降る雪を目で追いながら、高校生の頃、雪になりたいって思っていた事を思い出した
結晶の一粒になって
大好きな人の手の中でゆっくり溶けていけたら
どれだけ幸せな事だろうって‥‥‥
私はしばらく雪を眺め続けた

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