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再会は一条戻橋
第1章 京都へ
私が悪いんだ・・
今回は打ちのめされた。目の前が真っ暗になった。
失って気づくとはこのことだ、と自分を責めた。
だが・・
じつは違っていたらしい。
彼には他に女がいたのだ。
その女と一緒になりたくて一芝居うったのだと、共通の友だちから聞かされた。
「菜穂がまだ結婚する気ないっていうの、見抜いてたんだよ、仁志のヤツ。
結婚しようって言ってももう少し待ってって言うだろうって。
みごと、仁志の作戦勝ちだったってわけ。でもさ、人生一度の大勝負だよね。
だって、菜穂がハイ結婚しますっていったら一貫の終わりじゃん?
強運の持ち主だったってことだね、アイツ」
親友・渚紗は私に同情しながらも、強運な仁志をラッキーだともちあげていたっけ。
今回は打ちのめされた。目の前が真っ暗になった。
失って気づくとはこのことだ、と自分を責めた。
だが・・
じつは違っていたらしい。
彼には他に女がいたのだ。
その女と一緒になりたくて一芝居うったのだと、共通の友だちから聞かされた。
「菜穂がまだ結婚する気ないっていうの、見抜いてたんだよ、仁志のヤツ。
結婚しようって言ってももう少し待ってって言うだろうって。
みごと、仁志の作戦勝ちだったってわけ。でもさ、人生一度の大勝負だよね。
だって、菜穂がハイ結婚しますっていったら一貫の終わりじゃん?
強運の持ち主だったってことだね、アイツ」
親友・渚紗は私に同情しながらも、強運な仁志をラッキーだともちあげていたっけ。

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