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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第1章 飼われる女
ポケットの中のスマホが震えた。
社長の伊織から連絡専用として渡されたスマホ…
『ご命令だわ…』
人目につかないように
影に隠れて、そっとスマホを確認する。
- 来なさい -
一行だけの短い文章…
呼ばれたからには急いで駆けつけなければいけない
由美香はデスクから立ち上がった。
「みんな、悪いけど席を離れるから
後の事はお願いするわね」
了解したとばかりに
部下の者たちは無言で頷く。
ただ一人、金沢明人は立ち上がって
由美香に近づいた。
「社長のところですか?
こんな真っ昼間から抱かれてよがるんですね?」
小声で由美香を貶すように
かなりきつい口調で罵った。
「誰に口をきいているの、
仮にも私はあなたの上司よ!」
誰もいなければ
今すぐにでも金沢にビンタをくれてやりたい。
「僕は由美香を上司だなんて思ってませんから
あんたは僕に抱かれてヒィヒィよがるメス犬だと
僕は思っていますよ」
彼がここまで強気に出るのは
伊織の命令で誰もいない会議室で
オナニーをしているところを見られて
それをネタに由美香を抱いたからだ。
「たった一度抱かせてやったぐらいで
いい気にならないでよね」
彼には自分がM女だと知られているが
彼自身もS男になれないジレンマを抱いていた。
『くそっ!いつかお前を社長から奪ってやる!』
金沢は歯ぎしりをしながら自分の席に戻った。

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