この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール
第11章 NEXT Level S
レッスン室のソファーに座り、手を組んで呪文の様に祈った。
セイジ…セイジ…セイジ…。
何故か旦那の名前は、出てこなかったけど、そんな余裕は全く無かった。
ドックン…ドックン…ドックン…。
全身が心臓になったみたいだった。
大丈夫よ…ハヤトだって無謀な事は、しない筈…多分…。
前回のレッスンを思い出すと、ちょっと身震いした。
痛くないから大丈夫!
でも…ハヤトのセイジへの執着が、一番気になった…。
二人に何かあったのかな…上手くすれば聞き出せるかもしれない。
よしっ!セイジの為にも頑張るぞ!
私はすっかり、頭の中をセイジ一色にしてしまっていた。
コツコツコツ…。
足音が聞こえる…。
ガチャリ…ノブが回りドアが開く…。
来たっ!
セイジーーーーーーーー!!
私はギュッと、目を瞑った。
「琴海さん、こんにちは!」
えっ…『琴海さん』?
この声!!
恐る恐る目を開けると
「久しぶりだね!今日もさくらんぼのケーキ買って来たから、一緒に食べよう!」
「う……そ…。」
目の前には、ニッコリ微笑む貴方……
セイジが居た。
セイジ…セイジ…セイジ…。
何故か旦那の名前は、出てこなかったけど、そんな余裕は全く無かった。
ドックン…ドックン…ドックン…。
全身が心臓になったみたいだった。
大丈夫よ…ハヤトだって無謀な事は、しない筈…多分…。
前回のレッスンを思い出すと、ちょっと身震いした。
痛くないから大丈夫!
でも…ハヤトのセイジへの執着が、一番気になった…。
二人に何かあったのかな…上手くすれば聞き出せるかもしれない。
よしっ!セイジの為にも頑張るぞ!
私はすっかり、頭の中をセイジ一色にしてしまっていた。
コツコツコツ…。
足音が聞こえる…。
ガチャリ…ノブが回りドアが開く…。
来たっ!
セイジーーーーーーーー!!
私はギュッと、目を瞑った。
「琴海さん、こんにちは!」
えっ…『琴海さん』?
この声!!
恐る恐る目を開けると
「久しぶりだね!今日もさくらんぼのケーキ買って来たから、一緒に食べよう!」
「う……そ…。」
目の前には、ニッコリ微笑む貴方……
セイジが居た。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


