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第4章 新しい生活

「うっ…！うぅッ！！」
アキは憎むように自分の性器を睨み、楓の手ごと強くしごいた。無我夢中で。

「アキ…。こっちむいてごらん。」
声をかけ、楓に顔を向けた。額は汗が滲み、頬は涙が流れ続けていた。
「今度は何で泣いてンの？」
「僕は…変態で…淫乱で…汚い…ッから…」
蚊の鳴くような声で途切れながら言葉をつないだ。
「それで？」
「自分が…ヤダ…。何でこんなに…エッチなことしたくなっちゃうの？……」
ズズッと時々鼻をすすった。楓はアキの体を抱きしめた。
すると余計にアキの涙が流れ出した。
「楓さんに…嫌われたくないよぅ…」

ごとり。