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ひまわりの花束
第5章 けんかなんてしてないよ
またひとりぼっちの週末。
雨が降って、気分も沈む。
明先輩釣りに行ったのかな?海かな?川かな?こんな雨の日なのに。雨の日出かけるの嫌がっていたのに。
そんな事を考えながら、ベッドに寝転んでいると携帯が鳴る。
慌てて起きあがり携帯に手を伸ばす。
「あ、みきちゃんだ」
大学からの友だちのみきちゃんは食品メーカーに勤めていてマーケティング部門で働いている。大学の頃を知っているから、明先輩の事も知っている。
「もしもし、元気?」元気の良い声が聞こえてくる。
「どうしたの?」
「どうしたの?って、来週ご飯行かない?久しぶりに行こうよ」
ぽんぽん心地良く話すみきちゃん。
「良いよ、行こう何時にする?」みきちゃんの元気良さにつられて私の声も大きくなる。
火曜日の仕事終わりに一緒にご飯を食べる約束をして、電話がきれた。
なんだか鬱陶しかった雨の週末が、明るくなった。
雨が降って、気分も沈む。
明先輩釣りに行ったのかな?海かな?川かな?こんな雨の日なのに。雨の日出かけるの嫌がっていたのに。
そんな事を考えながら、ベッドに寝転んでいると携帯が鳴る。
慌てて起きあがり携帯に手を伸ばす。
「あ、みきちゃんだ」
大学からの友だちのみきちゃんは食品メーカーに勤めていてマーケティング部門で働いている。大学の頃を知っているから、明先輩の事も知っている。
「もしもし、元気?」元気の良い声が聞こえてくる。
「どうしたの?」
「どうしたの?って、来週ご飯行かない?久しぶりに行こうよ」
ぽんぽん心地良く話すみきちゃん。
「良いよ、行こう何時にする?」みきちゃんの元気良さにつられて私の声も大きくなる。
火曜日の仕事終わりに一緒にご飯を食べる約束をして、電話がきれた。
なんだか鬱陶しかった雨の週末が、明るくなった。