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4畳半でスワッピング
第12章 もう1回

お仕置きだと言いながら桜子お姉さんは、じっと僕を見つめて反応をうかがっているのです。

「お、お姉さん……」

「なあに?」

「もしかしてさあ、お姉さんはさそり座の女?」

「だったらどうなのよ?」

「さそり座の女ってさあ、男をたぶらかして食い殺すってホント?」

「食い殺されたいの?」

「いやだよ……」

「うふふ、食い殺されたいんでしょう?」

「いやだって……」

「じゃあ、キッスして」

「う、うん」

「ああ、待って! その前に、あっちを見てごらんなさいよ。ほらほら、桃代が冬彦に……あんなに激しく、ふふふ、うふふ」

言われて4畳半に目を向けると、仰向けの冬彦さんに桃代がまたがっている。
桃代は髪を振り乱して、腰を前後に激しく揺らしている。

春菜さんは冬彦さんと並んで仰向けに寝ている。



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