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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第10章 新たな恋心
沙帆さんの手を掴み・・・・・。
「俺は満たされてないけど????」
そう言うと、
沙帆さんは俺を見て・・・・・。
「冗談でしょ????(笑)」
(笑)
ゆっくり沙帆さんに目線を合わせ・・・・・。
「俺ずっと言ってるよね???・・・・好きだって・・・・・」
祐司さんの彼女って知ってる。
お互い大好きだって言うのも知ってる・・・・・。
でも俺も・・・。
「俺も沙帆さんの事大好きなんだよね????」
顔をゆっくり近づけると・・・・。
沙帆さんは顔を背け・・・・。
「ダメ・・・・」
・・・・・・・・・。
「俺を少しは意識して?皆と同じ弟レベルじゃなくてね・・・・男として見て???」
ポーーン・・・・。
と、エレベーターが開き・・・・。
ちょっとは意識した???
って思うくらい赤い顔で顔を背ける沙帆さん。
・・・・・・・・。
俺だって男だからね?
沙帆さんの頬に唇を付け・・・。
「今度マジでデートしてね?」
そう言って・・・・。
エレベーターを降りた。

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