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自分の為のBL
第2章 fantasy life
何となく気だるい身体を動かして、のろりと帰 路につく。
僕が校門を潜るとき、さっきまで居たトイレの 窓から、先生が見てたなんて全然気付かなかっ た。
―次の日
キーンコーンカーンコーン…
午前中の授業と給食が終わって、お昼休み。 僕はいつもの様に図書室へ行く。
昨日は本も借りれなかったし、先生とも話せ無 かったから早く行きたい! 活字不足、先生不足でカラカラだっ
小走りで図書室まで着くと、今回も一番乗りで 扉を開いた。
そういえば… 昨日、置き去りにした本を思い出す。 いつもの席に行ってみるけど、置きっぱなしに した筈の本は無かった。 昨日は夢中で、何の本だったのかも確認しな かったけど…誰か、片付けてくれたんだ。
誰だか解らないけど、悪い事しちゃったな… やっぱり自分の出した本は自分で片付けな きゃ!
もう、絶対しないぞ!

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