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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第5章 噂(呪われた王宮)
「おはよう、王女さ・・ルナ」
明るく元気な声に振り返ると、ディオンが立っていた。
途端に少女の胸は早鐘のように、更にときめくのであった。
ディオンもルナの美しい顔を改めて目の前にして、急に顔を赤らめた。
昨日の出来事は、二人の意識を幼馴染みから別の物に変えていた。
「お、おはよう・・ディオン」
ルナの声も廊下の絨毯に染み込んでいく。
「ぷっ・・く・・・」
短い沈黙の後、二人は吹き出した。
「ハハハハハ・・・」
「ホホホホホ・・・」
二人は直ぐに少女と少年に戻って、庭園に駆け出していった。
ただ繋がれた手の温もりは、以前とは違うくすぐったさが感じられたが。
明るく元気な声に振り返ると、ディオンが立っていた。
途端に少女の胸は早鐘のように、更にときめくのであった。
ディオンもルナの美しい顔を改めて目の前にして、急に顔を赤らめた。
昨日の出来事は、二人の意識を幼馴染みから別の物に変えていた。
「お、おはよう・・ディオン」
ルナの声も廊下の絨毯に染み込んでいく。
「ぷっ・・く・・・」
短い沈黙の後、二人は吹き出した。
「ハハハハハ・・・」
「ホホホホホ・・・」
二人は直ぐに少女と少年に戻って、庭園に駆け出していった。
ただ繋がれた手の温もりは、以前とは違うくすぐったさが感じられたが。

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