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第9章 本当に近いですよ

沙帆はきっと一人で来てる・・・・。

だとしたら飯も一人で・・・・。

なのに俺がこのバカたちと(失礼)一緒に飲んで食ってって楽しんでいられない。

とか勝手に考えて沙帆が一人じゃなかった・・・とか(笑)

まぁいい！！

俺はーーー・・今回は一人でゆっくり癒されようと思って来た訳だし。

涼は俺の前に座ってアイコスを吸い・・・・。

「沙帆・・・元気なんだ・・・(笑)」

・・・・・・。

「元気なのかどうかは分からないが・・・・ただ・・・・」

逃げ足は速かったな(笑)

「今いる会社では・・・かなり頑張ってるみたいだよ・・・(笑)」

最初は全く分からなかった・・・・。

てか・・・。

あれ？？？

あの眼鏡のあの感じって・・・

あのー・・・そうだった！！

うちの会社のすぐ近くのコンビニの子ッ・・・・・

そうだ。

すっかりぶっ飛んでた。

てかあの子って・・・結構前からいたよな？？？？

涼の顔をじっと見ると・・・・。

「何？？？？(笑)」

・・・・・・・。

あれが沙帆だとしたら・・・てか沙帆なんだけど、

だとしたら沙帆は・・・涼や淳ともふっつーーーにコンビニで会ってたって事ッ？！