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第57章 お仕置き

僕は貴方と共に昇った後。
後悔と不安でいつもより余分に飲んでしまいました。

酒の酔いの力を借りないと。
貴方を忘れることができないから。

起きたての貴方に、お仕置きです。

僕を切ないほど貴方を想わせた罰です。
スマホを見たままジッと文字を追ってください。

そうです。

僕の文章力を侮ってはいけない。
読み進むうちに遠い彼方へ連れ去るくらい、訳はないのです。