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「ヴァーチャル奴隷」契約(文字だけでイカせてくれますか?)
第20章 小説家
社内では自分が小説を書いていることを知る者は少ない。
というか、親友の木下だけである。

会社を離職する前から同期の木下とは馬が合い、何かとプライベートなことは共有していた。
坂口が小説を書くことが好きで、かつて大手の官能小説出版社の公募で最終選考に残ったことや、今も小説サイトに投稿していることも。

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