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レスさんとシンママちゃん【完結】
第7章 シンママちゃんの浴衣

アキさんが飲み物を飲みながら、ボクがポロシャツ着ていくのを見ています
「今日はわたし帰るわよ?美容院予約してあるから
それにハルナちゃんも子供ちゃんとお祭りに行くって言ってたからね」
「そうですか、じゃあ帰りにラーメンでも食べて帰ろうかな?」
「そんなとこ行くからお腹がぽっこりしてくるのよ
あっという間にデブるわよ?
うちの彼氏なんて、もうブタだもの!」
相変わらず彼氏さんには手厳しいな
アキさんは残りを飲み干すと立ち上がって、僕の眼の前を通って缶を捨てました
そのときボクの顔に近づいて来て
「今日はムリだけど、今度はズボンおろすわよ」
といって売り場に戻っていきました
そのあとすぐにハルナちゃんが戻ってきました
「もう一回ちゃんと座ってこいだって!
アキさん優しいー!
最近のアキさん、ジロウ君が来てる日はとてもごきげんなの
きっとアキさん、ジロウさんのこと好きだと思うわ
全然態度が違うもの」
「え、そうなの? よく怒られてるんだけど」
「本当に怒ってたら、話しかけないわよ」
そうなんだ、てっきりでーとのあと、気分を損ねたと思ってたんだけど、どうなんだろう?
「彼氏さんともうまくいってないみたいだし、ジロウさん、寝取ってみたら?」
「そんなんしたらボク彼氏さんから刺されるんじゃない?」
そもそもアキさんはハルナちゃん落とせるわよ、とか
ハルナちゃんは寝取れ、とか
無責任な事を平気で言うよね
「あ、でもジロウさん、あっちがダメだから結局振られそうねぇ?」
「ひどいな、刺されて、振られるの?」
「振られないようにアッチを鍛えたらいいんじゃない?」
ハルナちゃんはまた胸元を引っ張ると、胸の谷間を見せつけてきました
「見すぎですよ、ジロウさん」
ハルナちゃんも席を立って売り場へ戻っていきました

