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第39章 内見

ねっとりとした狩野の愛撫に危機感を覚える美月。前の彼氏と別れて数カ月。自慰をしない美月にとって、久しぶりとなる愛撫。否が応でも身体は反応する。それを必死に堪える。

「マジで…。このボリューム…。手触り…。最高だ…。」

狩野の手が荒々しく美月の胸を揉みしだく。美月は耳まで真っ赤にし、荒い息を漏らしながらも、声を出すのだけは我慢する。

「さてと…胸にしゃぶりつきたいところだけど…お愉しみは取っておいて…次はこっち…。」

「きゃぁっ…！？何をっ…！？」

急に背中を押され、美月は上半身を前に倒す。狩野が縛った両足を引き、美月は頭を床につけ、土下座のような体勢にさせられた。ちょうどお尻を狩野の眼前に突き出すような体勢だ。

「こっちもいい感触だ…。」

両手で捏ねくり回すように、お尻を揉みしだいてくる狩野。

『こんな体勢じゃ…逃げられない…。』

美月の焦りはますます強くなる。しかし、縛られていては何も出来ない。さらに狩野がスーツパンツの上から秘部に触れてきたことにより、ゾワゾワと快感が湧き起こり始める。逃げ出すことより、その快感に耐えるのに必死になる。

「さあ…こっちも…見せてもらうよ…。」

「あっ…！？嫌あぁ…待ってぇ…！脱がしちゃ…いやぁっ…！」

狩野がスーツパンツに手をかけ、ズルリとお尻を剥き出しにする。

「おおっ…。素晴らしい…。たまらないな…。」

狩野が感動したように呟く。まん丸とした張りのあるお尻。ブラと同じ色のショーツ。美月が履いていたのはショーツの中でもソングと呼ばれるお尻の大部分が見えるタイプのものであった。

狩野は撫で回しやすい形状の下着に興奮したように息荒く撫で回す。

顔を床に押し付けられたような状態で、美月は屈辱に唇を噛む。

『こんな体勢で…。好き勝手に揉まれて…。嫌なのに…。』

狩野の息遣いが秘部の間近に感じる。

「くひぃっ…ん！？やっ…やぁっ…！」

我慢していたはずの美月が思わず声を上げた。いきなり狩野の顔が美月のお尻に埋められ、ショーツの上から構わず舐め回される。

声を上げてしまった自分を恥じながら、もう声を出さないと誓う美月。しかし、その決意はすぐに狩野のテクニックにより、破り捨てられる。

狩野の舌と指が美月の秘部を的確に刺激してくる。嫌がる美月の縛られた両手は届かないのにバタバタと動き続ける。