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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第38章 キャンプ場
顔を背けることも出来ず、恥ずかし気に目を伏せる美佳の唇を狩野が奪う。一度唇が離れるが、言葉では嫌がりながらも、抵抗がないことを確認すると、狩野は一気に唇を重ね、舌を侵入させる。

美佳は驚きながらも、諦めたように、侵入してきた舌を迎え入れ、絡ませ合う。

「んぢゅるるぅ…♡ンふぅ…♡ちゅぷっ…んれぇ…♡んはあぁっ…♡あぁっ…キスぅ…久しぶりだったのに…こんな感じで…。」

「嫌だったかい…?」

思わず呟いた美佳の瞳を、至近距離で覗き込み、狩野が問う。

「い…嫌じゃ…ない…です…。んチュッぅぅっ…♡ふぅっ…ん♡キスでぇ…ゾクゾクしちゃう…。」

激しく唇を吸われ、呆けたように呟く美佳。

「そんなに久しぶりだったのかい…?」

「あっ…いや…私…。今まで付き合ったの…1人だけで…。その…。」

恥ずかしいのか、もごもごと言い淀む美佳。そんな美佳の反応に狩野は呆れたように言う。

「愛奈もそうだったけど…君達の周りには碌な男がいないみたいだね…?僕だったら…こんな魅力的な女性がいたら…ほっとかずに…必死にアピールするけど…。」

「ほ…本当に…?」

疑うように上目遣いで問う美佳。すでに狩野に対する反応は甘えたものに変わり、警戒心もゼロになっている。

「当たり前さ…。だからこそ…ここに来たし…。こんな風に硬くなってるから…。」

寝袋越しに伝わる狩野の下半身の硬さに美佳は顔を赤くする。

「あぁ…こんなに硬く…なってるなんて…。」

「君のほうはどうかな…?」

狩野は美佳の身体を弄っていた手を下へと伸ばす。美佳の秘部へと辿り着いた手が優しく秘部を撫でる。

「濡れてる…。嬉しいよ…。こんなに感じてくれて…。」

「やぁ…恥ずかしい…。言わないで…。くひぃっ…♡」

指を挿入することなく、擦るように動く手の平。そこから撫でる範囲が太ももやヘソ辺りまで広がる。

手の平から感じる感触だけで、狩野は美佳の感じるポイントを探るように触れていく。そうしながら、ゆっくりと美佳の身体を寝袋から出していく。

美佳の身体を寝袋から出し、その上に寝かせる。身を硬くする美佳に添い寝するように、寄り添う狩野。

ゆっくり全身を愛撫するように密着する狩野に、怖ず怖ずといった感じで、美佳は狩野の体を抱き締め返す。

全身を弄られ、徐々に身体から力が抜けていく美佳。再び重なる唇。
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