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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第35章 エアコン修理
『このままではいけない…。早く逃げないと…。』

狩野が服を脱いでいる最中が唯一智亜の逃げ出すチャンスであった。素早く立ち上がり、携帯のところまで走る。

それだけのことが智亜にはできなかった…。快感に蝕まれているとは言え、本気で動けばできないことではない。しかし、智亜の身体は動かなかった。

そうこうしている内に狩野が服を脱ぎ終わる。ボクサーパンツだけになった狩野。その股間は激しく膨らんでいる。

「ゴクリ…。」

智亜は思わず喉を鳴らす。パンツの膨らみからでも大きさがわかる。夫の雅也のモノより大きいソレに畏怖する。

『あれ…大きく…ない?ヤバい…。あれは…ヤバいわ…。』

思わず身じろぎする智亜に狩野はニヤリと笑い、智亜に見せつけるようにボクサーパンツを脱ぐ。

ぶるんっと飛び出る男根。

「ヒィ…ヒィッ…!?」

その凶悪な姿に智亜は圧倒される。雅也の1.5倍はありそうなモノ。硬く猛々しくそそり勃つモノ。さらにカリがかなり張り出している。力漲るソレは早く挿入したいとばかりにピクピクと動く。

「あっ…あぁ…。い…やぁ…。そんなの…見せないで…。」

智亜は顔を背けながらも、身体の芯がジュワッと熱く悶える感覚を覚える。

『あ…あんなの…挿れられたら…。無理ぃ…。絶対ダメ…。挿れられたら…終わる…。抵抗しなきゃ…。』

智亜の理性が危険信号をチカチカ点滅させる。それほどまでに狩野のモノは智亜の理性を奪わんと、主張している。

愛撫だけでこれほどまでの快楽を与えられているのだ。アレを挿れられたら、どれほどの快楽になるのか。智亜は恐怖に震える。

狩野は智亜の身体を跨ぎ、己のモノを智亜の顔近くまで持っていく。

「さあ、奥さん…?今度は貴女が俺を気持ち良くさせる番ですよ…っとぉ!?」

狩野が股間のモノを智亜の唇に近づけようとした瞬間、腰を引く。智亜が口を大きく開き、狩野のモノを噛みちぎるかのように閉じた。直前で腰を引いたため、智亜の目的は果たせなかった。

智亜の理性がギリギリで快楽を抑えつけ、最後の抵抗を行う。

「その…汚らわしいモノを近づけたら…噛みちぎってやるわ…。いい加減に…しない…とぉっ…ん!?くぅ…ンムグッ…!?」

智亜が睨みつけながら言う。それに対して狩野は無言でギュッと智亜の胸を握り潰すかのように胸を揉む。ゾクゾクと走る快感。
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