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第32章 肝試し

「うわぁ…ふ…太い…。それに硬い…。な…なんて…逞しいの…。は…初めて見るこんなの…。」

望はチラチラと上目遣いで影を伺いながら、慣れた手つきで影のモノを触る。半分はご機嫌取りで言うが、半分は本心だった。田舎出の清楚な雰囲気を持つ望だが、男性経験はそこそこにある。しかし、影のモノは今までの男より確かに大きく硬い。

影は望を見下ろしたまま何も言わない。望はそれを無言の催促と受け取る。

まずはゆっくりと指を絡ませ扱く。強弱をつけ、根本や先端を上手く扱く手つきは風俗嬢並みだ。影の先端は僅かにねっとりと湿り気を帯びている。望はそれが影の我慢汁だと思った。

『ふん…。結局…女とヤりたいだけみたいね…。こうなったら…気持ち良くさせて、骨抜きにしてやるわ…。どうしてもヤりたいなら…芙美とさせれば…。千恵美もいるし…。』

そんな悪どいことを考えながら、望は全力で影を気持ち良くしようと頑張る。

ねっとりとした指使いで扱くと、手の中で影のモノがさらに硬くなっていく。それに気を良くした望だが、影のモノを咥えるのには躊躇いがあった。暗闇に浮かぶ影のモノは汚い。下手すれば吐きそうになる。そこで望は胸を寄せ、唾液を垂らし、パイずりに取り掛かる。

スライムのように柔らかな胸で影のモノを挟み込もうとした時、ふっと影が離れる。

「えっ…？な…何…？」

影が急に動いたことで恐れおののく望。そんな望を意に介さず、影はスタスタと闇に消える。

呆然とする望のもとにすぐに影が戻ってきた。その手には僅かに光るペットボトルがあった。キャップを開けると、影はジャバジャバと自分のモノを洗い始める。

ペットボトルの水を使い切ると、改めて望の顔の前にそそり勃つモノを突き出す。

「舐めろ」

影は無言だが、明らかに態度がそう言っている。

望は仕方なく口を開け影のモノを咥える。

「んぐぅ…ん。んぷっ…。んんっ…。んぢゅるぅ…。ぢゅるぅ…るる…。んぢゅ…ぅ。」

望は幾分マシになった影のモノを一生懸命しゃぶる。影は静かにその様子を見下ろしながら、もう一本用意したペットボトルで口をゆすぐ。汚いままのほうが罰にはなるが、女達がそれで汚くなると、影自身が愉しめなくなる。影はとことん女達を貪り尽くすつもりなのだ。