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第161章 （新章２）

すると、あどは歩きながら上着を脱ぎはじめた。

秋葉は慌てて

「おい！何してんだ！？」

上半身ブラジャー姿になったあどに周囲の人間が驚く。

「どうせすぐに脱ぐんだからいいだろ」

二人はビルの間の裏路地に入る。

そして、古い雑居ビルの裏口のドアを開けた。

中に入って廊下を歩き、やがて寂れたドアの前に着く。

「ここでやるのか？ていうか、営業してんのか？」

あどはドアノブをつかみ

「男のくせにゴチャゴチャうるせぇな」

「女のくせにがさつなんだよ」

ドアを開けた。