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私の家庭教師はAV男優
第132章 (終章38)
かのんと羅子は空港内に入り

「美樹ちゃんはどこぉ?」

羅子が言うと

「ややこしいんだけど、美樹さんとも合流してたから」

二人はキョロキョロと辺りを見回しながら歩く。

「じゃあ、美樹さんはどこぉ?」

「私と一緒にいた男の人とどこかにいるはず」

「男?だぁれ?」

「秋葉さんっていう人」

「秋葉ぁ?イケメンなのぉ?」

「まあ、カッコいいかな。整った顔をしてるから」

「ふ〜ん」

すると、美樹が小走りで近づいてきて

「かのんちゃん。どこ行ってたの?」

かのんは髪を耳にかけて

「いろいろあって」

美樹はかのんの横に立つ羅子を見て

「かのんちゃんのお知り合い?」

羅子は美樹と目を合わせて

「美樹さん?」

「そうだけど」

羅子は微笑み

「初対面の人にこんなことお願いするのは悪いんですけどぉ」

美樹は首を傾げて

「お願い?何、お願いって?」

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