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私の家庭教師はAV男優
第127章 (終章33)
猪狩は立ち上がって、青年の正面に立ち

「同意だよ」

猪狩が言うと

「そうは見えないな」

青年は猪狩の目から視線をそらさずに言う。

「お前、何なんだよ?」

猪狩は凄んで言うと

「警察だよ」

猪狩は一瞬威勢を無くして

「警察?ふかしだろ?」

青年は、怯えながら上半身を起こす女子高生を見て

「あんたもね」

猪狩に向かって言うと

「は?」

猪狩は青年を睨む。

「同意って、ふかしだろ?」

青年は猪狩を睨み返して言った。

猪狩は唾を青年の足元に吐き

「チッ。めんどくせぇ。冷めるぜ全く」

木の幹に置いてあるスマホを手に取り、車に乗った。
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