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私の家庭教師はAV男優
第124章 (終章32)
「お前、何もわかってねぇな」
イクはタトゥー雑誌を横に置いて、斜め視線で秋葉を見つめながら
「刺青は入れて終わりじゃねぇんだよ。彫ってる時の時間も大事なんだ。お前、彫られてる人間が自分と向き合っている大切な時間にまで立ち入ろうってのか?」
施術台に座った雫愛が、どうしたの?と言いたげな表情で秋葉を見ている。
秋葉は中には入らないと合図で示すかのように雫愛に向かって少し手を上げ、そのままイクの隣に座った。
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