この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第25章 温もり

「…っ…!…おはようございます…、…んッ!」
起きて早々…
「…んんッ…」
求められる身体──
「…ふっ…」
離れた唇から不敵な笑みがこぼされた。
柚子を抱き締めていた手が彼女の身体を弄りだす。
「…ええ…ッ?……ちょっと 待って……っ」
柚子は焦って抜け出そうともがくが、匠に彼女を離す気は欠片もない。
「……逃がすかよ」
「…あッ//」
突然始まった愛撫に
とっさに零れた甘い声。
…この声が、匠の興奮にスイッチを入れると彼女は知っているのだろうか。
「…や…っ…」
柚子が布団から出るには
もう少し時間がかかりそうだ…。

