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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第10章 スパでのアバンチュール
童貞を卒業するまであと一歩だったのだが
文恵に詰られてしまい、
再び勃起させても
挿入前に射精してしまうかもと思うと
健一のペニスは勃起しなかった。
とりあえず抱き合ったまま
ひとつのベッドで夜を共にしたが
気まずい空気が二人に流れていた。
翌日は聡子と温泉デートなので
いつもより早く目を覚まして海水パンツだけを
こっそりデイパックに詰めた。
タオルやバスタオルはあちらでレンタルすればいいやと思った。
変に大きな荷物を背負って外出すると
文恵に変に思われるのがイヤだった。
「また今日も出掛けるの?」
試験勉強なら自分の部屋でも出来るでしょ?と
文恵は健一が外出するのを快く思わなかった。
「だって、一緒に勉強した方がはかどるから」
文恵には悪いと思いながらも
聡子との関係も大事にしたいので
平静を装って堂々と嘘をつけた。
帰りにコンビニでお弁当を買って食べてね
へそを曲げてしまったのか
文恵は夕飯を作ることを拒否した。
『まだ、夕べの事を怒っているんだ…』
確かにあっという間に終わったのは自分が悪いのだけれど、そんなに怒らなくてもいいじゃないかと
健一もまた重々しい気分で玄関を飛び出した。

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