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第13章 聡子

誰に教わる事もなく
健一は二ヶ所責めを覚えた。
前と後ろの穴を同時に責められては
まだまだセックスに関しては幼いと思っていた健一の成長に文恵は驚かされた。

「ほらほら、こんなにも喜んでいるよ」
二本の指がおまんこをかき混ぜる。
たっぷりの愛液で指を抜き差しされる度に
ヌチャヌチャと淫らな音を立てる。

やがて淫らな音はぐちゅぐちゅとトーンを変え
さらにはジュポジュポとシーツにシミを作り始める。
「ほら見て、文恵のアソコがびしょびしょだよ」
指を抜いて文恵に見せつけてきた。
指はたっぷりの愛液で濡れて
指先からはちょっぴり粘り気のあるラブジュースが
ポタポタと垂れていた。
「私、そんなに濡れているの？」
濡れやすい体質だとわかっていたけれど
雫が垂れるほどびしょびしょになっているなんて…

自分のいやらしさを視覚で責められると
いやがうえにも淫気が高まる。
健一は文恵の目がトロンとなったのを見て
感じまくっていることを確信した。
「まだまだこれからだよ」
童貞を捨てた健一には心の余裕がある。
初体験を終えるまでは
ただひたすらに挿入をねだったけれど
今は女性の悶え方を観察して
次の責めをどうすべきか考える事ができた。