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第12章 シンクロする羞恥

みくが西崎の胸に顔をうずめて行為後の余韻に浸っていると、西崎のスマホが鳴る。

「社長の奥様からだ」

画面を見てみくに報告してから、西崎がスマホを取る。

「はい、西崎です」

「お楽しみタイムは、終わったかしら？」

「ええ、まあ」

「悪いけど、今からみくちゃんを貸してくれる？　女性しか入れないお店に一緒に遊びに行きたいから」

「わかりました、伝えます」

「奥様が今からみくちゃんと遊びに行きたいそうだよ、なんか女性しか入れないお店らしい」

「わかりました、奥様のお誘いだったら断れないですもんね」

このまま西崎とふたりでまったりしたかったみくが残念そうな顔になる。