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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 62 5年前、あれから…(48)

 わたしの乳房を、乳首を、和哉は愛おしそうに、揉み、舐めてくれていた。

「あぁぁぁ、かずやぁ、いい…」
 この乳房の愛撫に心がほぐれる感じがする。

 そういえば、こんなにじっくりと和哉に胸を愛撫されたことなかったなぁ…

「あぁぁぁ…」
 喘ぎながらそう想っていた。

 わたし達のきっかけもそうなのだが和哉にとっての全ての興味は脚、それもストッキングとストッキングを穿いた脚なのである。
 だから最初の胸の愛撫は荒々しく、痛い位であったのだが、脚、ストッキング脚に対しては初めから優しい、愛おしむような愛撫であり、彼のそんな嗜好の、フェチの思いの差が如実に露われたのであった。
 だが、カラダを重ねる度に胸の愛撫も優しく、そして愛おしむように変わってきて、一昨夜にはとても感じる愛撫をしてきたのである。
 だからそれで進化したのだと思った位であったのだ。

 実に心地よい力加減で乳房を揉み、乳首をゾクゾクと震えてしまう位に舐め、弄ってくる。
 わたしの心と子宮はそんなキスからの乳房、乳首の愛撫にすっかり蕩けていたのである。

「ああ、かずやぁ、感じるわ…」
「み、美冴さん、オッパイ柔らかくて気持ちいいです…」
 そう和哉が囁く。
 
 あっ…
 すると、バスタオルが丸まり片寄っている腰の辺りに和哉の硬い、熱い、脈打つペニスの存在を感じたのだ。
 コリコリと腰に当たってくる。

 わたしは胸の愛撫に喘ぎながらもそのペニスに手を伸ばし、指先で撫でた。

「あっ…」
 和哉はビクッと反応する。
 なんかそんな彼の反応が、さっきのシャワータイムの間のきっかけのせいなのか、すっかり一昨夜までの変貌した大人の男の雰囲気が消え、いつもの高校生の少年の面影に戻っているようであったのだ。
 これはこれでわたしの昂ぶりは違った意味で萌えてくる。

 これが本当の和哉なのよね…

 わたしはその熱いペニスを掴み、和哉を見つめてキスをする。
 再び心と子宮の昂ぶりが増してきた。
 そして和哉の動きが止まり、反対に手の中のペニスがビクビクと震えてきたのだ。
 
「あっ、うう、美冴さん…」
 わたしのペニスを握る手に感じているようであった。

 わたしはその反応を確かめながら、ゆっくりと人差し指と中指の二本の指でペニスを絡めるように撫でていく…




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