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シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4 律子とゆかり

60 仕事モード…
「……え、あ、うん、わたしもよく痴漢に遭ってたわよ…
ホント、あれには朝からテンション下がるんだわぁ…」
と、タクシーに乗るや否や敦子がそう応える。
「え、そ、そうなんだぁ…
わたしは高校時代から一度も痴漢になんか遭った事なんてないのにぃ…」
そう越前屋さんが呟くと…
「うんそうよね、さすがの痴漢もちゃんと相手を選ぶって事なのよねぇ」
と、敦子が揶揄気味にそう言い…
「あぁ、もぉあっちんたらぁ、酷いぃ」
そう越前屋さんは口を尖らせ、膨れ気味に応えてくる。
「もぉ、いちおうわたしだってぇ女なのにぃ」
本当にこの越前屋さんは朗らかで明るい…
そしてその存在がわたしの心をいつも軽くしてくれる。
タクシーはそんなわたし達を乗せて順調に走っていく…
今日もまだまだ暑くなりそうだ。
「あ、そうだ、今日も午後から本社に来て欲しいって中島からメールきてましたぁ…」
「じゃ、午後からまた本社に行きましょうか、あ、蒼井さんも連れてね」
そんな越前屋さんの言葉により…
わたしも仕事モードにスッと切り替える事が出来た。
そう、わたしは今日も忙しいのだ…
昼間は仕事モードに切り替えしなくてはいけない。
そしてそう思いながら手帳を開き、携帯電話のメールの確認をし…
そして、つい、着信履歴も見てしまう。
まだ、というか、昨日から…
彼、大原常務からの着信は無かった。
まだ…
無かった…
そしてタクシーは無事に『プロジェクト準備室』が間借りしている『コールセンター部』の入っている西新宿のビルに到着する。
今日も暑く、熱い、そして長い1日になりそうだ…
「……え、あ、うん、わたしもよく痴漢に遭ってたわよ…
ホント、あれには朝からテンション下がるんだわぁ…」
と、タクシーに乗るや否や敦子がそう応える。
「え、そ、そうなんだぁ…
わたしは高校時代から一度も痴漢になんか遭った事なんてないのにぃ…」
そう越前屋さんが呟くと…
「うんそうよね、さすがの痴漢もちゃんと相手を選ぶって事なのよねぇ」
と、敦子が揶揄気味にそう言い…
「あぁ、もぉあっちんたらぁ、酷いぃ」
そう越前屋さんは口を尖らせ、膨れ気味に応えてくる。
「もぉ、いちおうわたしだってぇ女なのにぃ」
本当にこの越前屋さんは朗らかで明るい…
そしてその存在がわたしの心をいつも軽くしてくれる。
タクシーはそんなわたし達を乗せて順調に走っていく…
今日もまだまだ暑くなりそうだ。
「あ、そうだ、今日も午後から本社に来て欲しいって中島からメールきてましたぁ…」
「じゃ、午後からまた本社に行きましょうか、あ、蒼井さんも連れてね」
そんな越前屋さんの言葉により…
わたしも仕事モードにスッと切り替える事が出来た。
そう、わたしは今日も忙しいのだ…
昼間は仕事モードに切り替えしなくてはいけない。
そしてそう思いながら手帳を開き、携帯電話のメールの確認をし…
そして、つい、着信履歴も見てしまう。
まだ、というか、昨日から…
彼、大原常務からの着信は無かった。
まだ…
無かった…
そしてタクシーは無事に『プロジェクト準備室』が間借りしている『コールセンター部』の入っている西新宿のビルに到着する。
今日も暑く、熱い、そして長い1日になりそうだ…

