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第12章 旅の終わり

鏡餅のような乳房を指が食い込むほどに
鷲掴むとスライムのような気持ちの良い感触が指に伝わってくる。

『この柔らかい真っ白な巨乳に真っ赤なロープを食い込ませて緊縛してやる！』
淳一の脳裏に亀甲縛りにされた有紀の裸体が浮かぶ。

『そして、この股間に亀裂に食い込ませるほどに
股縄を締め上げてやるからな』

淳一はショーツに手をかけて掻きむしるように千切る。
縫製のしっかりしているために真っ二つに引き裂く事はできない。
だが、ズタぼろにされたショーツは
ピラピラと布地を残したまま
かろうじて有紀の大事な部分だけを死守していた。
淳一はわずかに股間を覆い隠す布地を捲り
露出した見慣れたおまんこに亀頭を押し当てた。

「やめてよ！」
否定の言葉を口にした有紀だったが、
内心では、こんなシチュエーションは初めてだっただけに期待と不安でドキドキしていた。
おまけにおまんこに触れている淳一のペニスまでもが、別人のように一回りも大きく硬く感じていた。

「ぎゃあぎゃあうるさいんだよ！
今すぐ気持ち良くしてやるからさ」
有紀が別人のペニスのようだと感じた事を
淳一もまた気づいていた。
『ホントにこれが俺のチンポか？』
そう思うほど昨夜あれほど射精したというのに
人生で最高潮に硬く大きくなっていた。
肉茎には血管が浮き上がり、
自分でも惚れぼれするような見事なペニスだったからだ。