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女性アイドルDJを犯す!
第11章 新たな旅立ち
さあ、お湯を張るからね。
そう言って案内してくれたバスルームは
ワンルームマンションに有りがちな
ユニットバスだった。
トイレと一緒だから少し臭いが…
『これだから男の独り暮らしはダメなのよね』
KIYOSHIの別荘のバスルームの
1/4ぐらいの広さだろうか
まあ、これが庶民のバスルームの広さよね。
「なあ、お湯が溜まるまで
あっちでイチャイチャしないか?」
白川さんったら
エッチがしたくてたまらない高校生みたいだわ。
もういい大人なんだから
どっしり構えてくれていればいいのに。
「ダメよ!お風呂にお湯が溜まるまでに
トイレの掃除をしちゃうわ
よくこんな汚れた便器で用が足せるものね」
夏美はゴム手袋を着けると
トイレの洗剤をこれでもかと流し込んだ。
長年の汚れは、そう簡単には取れないけど
なんとか臭いだけは消すことが出来た。
やっぱり男の独り暮らしはダメね
たまに掃除に来てあげようかしら…
あ、でも白川さんに彼女がいたら
余計なお世話だと思われちゃうわね…
そう、白川さんはそれなりにイケメンだから
彼女の一人や二人はいても可笑しくはないわよね。
ふと気づくと後ろに白川さんが立っていた。
「うわっ!
めちゃくちゃキレイになったじゃないか!」
喜ぶ白川さんを見て
夏美は思いきって「たまに掃除に来てあげましょうか?」と言ってみた。
「ほんと?それは助かるなあ」
マジでそう言う白川さんを見て
もしかしたら彼女がいないのかしらと
夏美は心が弾んだ。

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