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女優
第12章 愛子の人生
「おらっ!お前もプロなら
しっかり目ん玉を開いてちゃんと撮りやがれ!」
かなり強い口調でカメラマンの近藤を叱責した。
『クソッ!』
ここまで言われれば
近藤としてもプロとしてのプライドがあった。
カメラを三脚から外して、
ハンドカメラとして
いろんなアングルで愛子の痴態を録画していく。
『ああ…近藤さんが私を撮っている…』
撮らないで!見ないで!と思いながらも
心の片隅に『こんなにも淫らな私を見て…
いやらしいことをしている私を撮って…』
という思いが湧き起こっていた。
『綺麗だよ愛子ちゃん…
すごくいやらしくて、いい女だ…』
ファインダーを覗いているうちに、
今、愛子を抱いているのは
自分だと妙な錯覚に陥った。
萎んでいたペニスにも元気が甦り、
隆々と勃起させながら愛子を撮った。
愛子は近藤のペニスの変化を目ざとく見つけた。
『近藤さんが勃起してくれてる…
こんないやらしい私を見て勃起してくれてる…』
不思議とAV嬢としての自分を
受け入れてもらえた気がした。

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