パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 伊倉さんと暮らす日々

バイブの振動から逃れようと、四つん這いの体勢を崩そうとすると、すかさずお尻を持ち上げられる。


「だーめ。逃げない」


「……でも！」


こんなに開かれたそこに、バイブが当てられるなんて、考えただけでも意識が飛びそうだった。


「我慢しな。海が悪いんだから」


そう言って、伊倉さんは容赦なくそれを蕾に当てがった。


ブブブブ……

振動が、そこから身体中に快楽を運んでくる。


「あっ……ああ、う、うあ」


しかし、いつも使っている振動より弱く、快感もその分少ない。
焦らされているような感覚で、むずむずと足を動かせば、たちまち伊倉さんがそれに気づいて笑った。



「海？ もしかして、もっと強くしてほしいの？」



「ち、ちが……うっあっ」



弱い振動だけれども、それをクリトリスに強く押し当てられる。
たまったもんじゃない心地よさが、股に響く。


「あ、う、むり……だめ……」



喘ぎながら足を開くことしかできない自分が、とても恥ずかしい。



「気持ち良いね？ もっと集中しな」



ブブブブ……




バイブの強さが、一段階、強くされる。