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世界で一番身近な女
第11章 セックス解禁

響子のわずかばかりの陰毛の感触が大介の手のひらに伝わり、指先は彼女の花弁を広げるように添えられていた。

「先生は…アンダーヘアが少ないんですね…」

「恥ずかしい…」

「恥ずかしい事じゃないですよ…」

うちの母親なんかジャングルみたいで不様なんですからと言いかけて、慌てて大介は口をつぐんだ。
それは母親のヌードを見ていることを報告するに等しく、そこまで不埒な奴だと響子には知られたくはなかった。

言葉を濁した代わりに、大介は響子の割れ目を責める指を、包皮の下で硬くなっているクリトリスに当てた。

「…うぅっ…ん…」

体がビクンと反応して、微かに響子はあえぎ声を漏らす。

大介は、さらに包皮を上に剥き上げ、
クリトリスを直接触り始めた。

「…あぁ!…あ…!」

必至に悶えるのを耐える響子が、
大介のクリトリスを弄ぶ右手を掴んできた。

もうこれ以上されたら、本気で大介に恋をしそうだと感じた響子は「体が冷えてきちゃったわ…お湯に浸かりましょうよ」とシャボンをシャワーで洗い流して大介をバスタブに誘った。

狭い湯舟にふたり一緒に浸かるためには、
響子が大介の膝に座り、子供みたいに抱きかかえられる格好がベストだった。

湯の中で響子が大介の胸に寄り掛かると、
全身が大介に包み込まれているように感じた。

響子は、うっとりとして目を閉じる。
全身の力を抜き、大介に体を預ける。

あたたかいお風呂の中で、
体がふんわりと溶けていくように感じた。

やがて大介の手が、響子の腋から胸へと回り込んでくる。
ブラジャーのカップのように大介の大きな手は響子のおっぱいを包み込む。

ゆっくりと揉み、愛しそうに撫でて、
先端の突起を指先で転がした。
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