この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
トパーズ
第14章 初めての夜

身体を丁寧に洗って貰って、
シャンプーまでして貰う。
「髪が短くなったから、
あっという間だね。
シャンプー出し過ぎた」と言って優しく笑う山田くんを、
私も同じように洗っていった。
2人でバスタブに浸かると、
「こっちに来て?」と私を背中から抱き締めてくれる。
「肌が真っ白で綺麗だ。
おまけにすべすべで柔らかいな」
「ねえ?
この指輪って?」と右手の薬指の指輪のことを訊いてみた。
「そっか。
麻衣子さん、意識があんまりなかったからね。
ここまでどうやって移動したか、覚えてる?」
私は首を横に振った。
「フェリーで来たんだよ?
僕、最後の受験終わった翌日から教習所に通って、
免許取って…。
家具とか家財道具は先に麻衣子さんのお母さんが札幌入りして整えててくれたから、
ギターと2、3日分の着替えだけ車に詰めて、
黒田先生の車でフェリーに乗り込んだ。
その時に、ミラノと僕の両親が見送りに来て、
母が自分の指に嵌めてたその指輪を麻衣子さんの指に嵌めたんだよ」
「そうだったの…」
「ブルートパーズって言ってたよ?」
「綺麗な石ね?
ダイヤモンドもついてる」
「麻衣子さん、皮膚が紅くなってきたね?
のぼせたりしてない?
ベッドに戻ろうか?」と言って、
私を立たせてくれる。
私の後ろで、
山田くんのは硬くなってるのを感じて、
余計に耳が紅くなってしまう。
「ごめん。
こいつ、麻衣子さんに反応しまくりだよね?」と、
山田くんも耳を紅くしながら恥ずかしそうに笑った。
シャンプーまでして貰う。
「髪が短くなったから、
あっという間だね。
シャンプー出し過ぎた」と言って優しく笑う山田くんを、
私も同じように洗っていった。
2人でバスタブに浸かると、
「こっちに来て?」と私を背中から抱き締めてくれる。
「肌が真っ白で綺麗だ。
おまけにすべすべで柔らかいな」
「ねえ?
この指輪って?」と右手の薬指の指輪のことを訊いてみた。
「そっか。
麻衣子さん、意識があんまりなかったからね。
ここまでどうやって移動したか、覚えてる?」
私は首を横に振った。
「フェリーで来たんだよ?
僕、最後の受験終わった翌日から教習所に通って、
免許取って…。
家具とか家財道具は先に麻衣子さんのお母さんが札幌入りして整えててくれたから、
ギターと2、3日分の着替えだけ車に詰めて、
黒田先生の車でフェリーに乗り込んだ。
その時に、ミラノと僕の両親が見送りに来て、
母が自分の指に嵌めてたその指輪を麻衣子さんの指に嵌めたんだよ」
「そうだったの…」
「ブルートパーズって言ってたよ?」
「綺麗な石ね?
ダイヤモンドもついてる」
「麻衣子さん、皮膚が紅くなってきたね?
のぼせたりしてない?
ベッドに戻ろうか?」と言って、
私を立たせてくれる。
私の後ろで、
山田くんのは硬くなってるのを感じて、
余計に耳が紅くなってしまう。
「ごめん。
こいつ、麻衣子さんに反応しまくりだよね?」と、
山田くんも耳を紅くしながら恥ずかしそうに笑った。

