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イケメンの向こう側♡
第30章 罠
沙帆side
「君が沙帆ちゃん????(笑)」
・・・・・・・。
2階に来てしまった私・・・・。
ギュッとワンピースを下で握って固まった。
そこには男の人が3人・・・。
夏帆の姿は見えなかった。
「あ・・あの、野瀬夏帆という子がバイトをしてるって・・・・」
そう言うと帽子をかぶった人が私を覗き込んで・・・・。
「この子夏帆より可愛くない?」
そう言った・・・。
夏帆を知ってるの?やっぱここで・・・・。
その人の後ろにいた人はチラッと私を見て・・・・。
「沙帆ちゃんあの子信じすぎだよ?・・・俺はパスーー・・もう帰る!」
・・・・・・・。
信じすぎ?
帽子をかぶってた人は・・・。
「源ッ・・・夏帆とまだやってないんだろ?この子の方が可愛いぞ?」
・・・・・・・。
夏帆と・・・・???
源って誰?
その・・源と呼ばれた人はまた振り返って・・・・。
「もう夏帆には付き合いきれないー・・お前らも変なことしないで早くその子帰しちゃいな・・・・」
・・・・・・。
そう言ってフロアーのエレベーターのセキュリティを解除しボタンを押した・・・・。
帽子をかぶってる人は私の顔を覗き込み・・・・。
「・・・・H好き????(笑)・・・・」
・・・・・・ッ?!

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