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また桜は散り過ぎて
第5章 常連の仲間入り
「お名前、伺っていなかったですね」
「えっ?あ、そうですね、町田晴海です」
「まちだはるみさん・・常連さんのお名前、知ってる方がより親近感が増すかなって、
何回かお見掛けしている方に聞いてしまうんです。厚かましくてすみません」
なじみの店に行って名前で呼ばれるとより常連気分は高まることは確かだ。
省吾さんにだって晴海ちゃんと呼ばれると、
なんだか特別扱いされている感じが気分を上げてくれる。
「そんなことないですよ、私も名前も存在も覚えていただけるのなら、
堂々と常連ですって言えますもん」
さざ波のように笑いあっているこの時間が、疲れやストレスをそぎ取ってくれる。
心をキュンキュンと刺激してくる省吾さんとの時間とはまた違った、
癒しのひと時だと思った。
「えっ?あ、そうですね、町田晴海です」
「まちだはるみさん・・常連さんのお名前、知ってる方がより親近感が増すかなって、
何回かお見掛けしている方に聞いてしまうんです。厚かましくてすみません」
なじみの店に行って名前で呼ばれるとより常連気分は高まることは確かだ。
省吾さんにだって晴海ちゃんと呼ばれると、
なんだか特別扱いされている感じが気分を上げてくれる。
「そんなことないですよ、私も名前も存在も覚えていただけるのなら、
堂々と常連ですって言えますもん」
さざ波のように笑いあっているこの時間が、疲れやストレスをそぎ取ってくれる。
心をキュンキュンと刺激してくる省吾さんとの時間とはまた違った、
癒しのひと時だと思った。

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