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第2章 調教

「いいか?亭主とは離婚しろ、何も持たなくていい、この体がありゃ十分だ、ここで暮らせ」
田上は真由の耳元で囁いた。
「ん、ん、ああっ、あうっ! 」
けれど、真由は答えなかった。
肉体は田上になびいていたが、何も知らぬ拓巳に離婚を切り出す勇気がない。
「まあいい、どのみち忘れるこたぁできねー、この体に刻みつけてやったからな」
田上は自信たっぷりに言うと、大きく腰を揺らしてズンッと奥を突いた。
「ああぁ………」
脈動と共に精液がびゅくびゅく吐き出され、真由は目を虚ろに泳がせた。
「はあ~、いい、種付けは堪らねぇな」
田上は尻をすぼませて射精し、種つけセックスを楽しんだ。
この日、真由は繰り返し田上と交わった。
田上の性欲は尽きる事がなく、翌日になって帰宅する頃には、真由の子宮は田上の精液で満タンになっていた。
真由は田上と別れて帰宅した。
なんでもないふりをして拓巳と過ごしたが、セックスする時は避妊していた。
拓巳はなぜ避妊するのか疑問に思ったが、元から草食系で性欲が旺盛な方ではない。
あまり気にとめずに淡々と日々を過ごした。
しかし拓巳の知らない所で、真由は田上との逢瀬を続けていた。
荒々しく精力に満ちた田上は、本能的に惹き付けられるものがあるからだ。
会うのはマンションとは限らず、田上が車で迎えに行く事もあった。
自宅ではなく、別の場所で待ち合わせをする。
その場合、ラブホテルへ直行した。

